ニキビというと思春期前後に出て来るもので、大人ニキビは吹き出物と呼ぶ

ニキビというと思春期前後に出て来るもので、大人ニキビは吹き出物と呼ぶ

「ニキビが頻繁にできて困っている」「吹き出物がなかなか治らないので憂鬱」そんな悩みを持つ方は多いものです。ですが、そのニキビは本当に「ニキビ」なのでしょうか?

 

よく、ニキビと吹き出物を混同されている方も多く見受けます。これらは、一応同じものではありますが、ニキビというと思春期前後に出て来るもので、大人ニキビは吹き出物と呼ぶ、という細分化もあります。

 

このように「ニキビ」という言葉が含む多様性は実はかなり奥深いのですが、症状もさることながらその対処法についても様々なものがあります。

 

顔や体の上に、赤い湿疹が発生した。それが数日後には腫れ上がって炎症を起こし、毛穴の部分から白い膿が出ていることもある…これがごくポピュラーな「ニキビ」の姿と言えるでしょう。ですが、この症状が出たからといって即座に「うわーニキビだ、ニキビ用の化粧水に切り替えなくっちゃ」と対応するのは安直すぎます。

 

ニキビのように見えても、実は…

 

例えば、脂漏性皮膚炎や酒さ、乾癬といった皮膚疾患の一部症状として、実に「ニキビらしい」症状が出ることが多いのです。これらはニキビではないのに、ニキビ用の基礎化粧品やケア用品で対処しようとすると、かえって症状を悪化させたり、跡を長く残すような結果になってしまうこともありますので要注意です。

 

かゆみを感じなかった虫刺され、ごくごく小さな傷などが炎症を起こして赤く腫れ、にきびのように見えてしまうこともあります。この場合はもちろんニキビケア用品ではなく、消毒した後、傷跡を治癒する薬用オイル・軟膏などを利用するべきです。

 

さらに、化粧品の成分が合わない、というアレルギー反応によって赤い湿疹が出るような場合。敏感肌の方によく多いのですが、もちろんこれはニキビのように、毛穴周辺や皮脂腺に問題があるのではなく、肌そのものが化粧品の中に含まれる成分に拒絶反応を起こしている状態です。一度にニキビ様のものがいくつも出た、という場合は新しく導入した化粧品をいったん中止し、様子をみる処置が求められます。

 

ニキビ外観に惑わされずに、正しいケア方法を探りましょう

 

このように、今までニキビとして対処していたものが実はニキビ以外のものであった、と言う方も実は多いと思われます。ニキビが長く治らない、という場合は「ニキビがしつこい」可能性に加え、「実はニキビじゃないかもしれない」ということを念頭に置いた方がよいかもしれません。

 

気になる場合は、お近くの皮膚科にて専門医の診察を受け、適切な処置方法を知ることをおすすめします。